ビートルズに涙した日(第2幕)


前回、
ビートルズやレッドツェッペリンがSACD化されて無い事を述べましたが、
勿論、SACD化されて無い海外アーティストは数多おります。

ですが、
ビートルズとレッドツェッペリンは
ロックに於いて、SACDで聞いてみたいバンドの中でも、
私にとってはトップ10上位に入ります。

中でもビートルズは、
中学から高校までの十代後半の多感な時期のど真ん中を占めていました。

と言っても、
リアル・タイムでビートルズを経験している訳ではなく、
中学のクラスメイトで何故かビートルズにハマってる奴が居て、
その影響で、その頃の友達仲間にジワジワとビートルズ・ブームが広まっていったのです。

中学3年の時には、
その友達仲間でバンドを組み、「ビートルズの様な世界的なバンドになるんだー!」と(笑
しかし、その中には、最初にビートルズを広めた友人は居ませんでしたが・・・

さて、
その為には、担当の楽器が必要なので、
当時ポールに憧れていた私はベースを購入する為、初めてのバイトも経験しました。

慣れない初バイトで頑張った甲斐あり、(殆ど周りの大人の人に助けられ^^;)
何とかポールと同じタイプの、念願のヴァイオリン型ベースのコピー品を
手に入れたのでした。
※十代でバンドやったことある奴「あるある」ですね(笑

そして、高校生になり、
学校は別々になったバンド・メンバーですが、そのままバンドは続け、
毎週、土日といえばバンドの練習に明け暮れました。

当時は、地方なので貸スタジオとか有りませんでしたが、
高校で友達になった奴の家が工場を持っていて、
使わなくなった小さな工場を練習場所に使わせてくれたのです^^¥

その頃には、
高校で新たに知り合った友人がバンドに入り当初3人だったバンドも5人編成になってました。

高校2年の冬に初めてのライヴも行い。
その時、花束を持ってきてくれた他校の女子高生と付き合うことになり、
女の子と付き合うのも初めての経験でした。

その時のバンドの演奏曲も、90%は勿論ビートルズでした。

その後、当時流行っていたクイーンなど、ロックや洋楽ポップスを次々聞くようになり、
ビートルズは殆ど聞かなくなってしまっていきました。

月日は流れ、
クラシックやジャズ、ラテンなども聞くようになり、現在に至るわけですが、
それでも、ビートルズは私にとってロックは疎か、音楽に盧めり込む要因であり、
今でも古臭くならない最高の音楽の一つです。

そんなビートルズを最高の音質で、久しぶりに聞きたい!
そう思うのは、今の私にとっては極当たり前の欲求でした。

しかし、前回綴ったとおり、SACDは発売されていません。

そんなある日、
ネットで、CDではなくDVDにハイレゾ音源や、
一般のCDでは流通していない未発表音源を収めた物が、数種類販売されているのを発見し、
即購入!

久しぶりに聞いたビートルズは、記憶の中のCDの音より、
よりリアルで生々しく、全ての音源を何度も、夢中になって聞き返していました。

そうしていると、
ビートルズに影響されバンドに熱中していた頃の十代の気持ちが、
今と成ってはスッカリ忘れ去っていた、当時の純粋で初(うぶ)な思いが、


胸一杯に広がって来て、

思いがけず涙を流していました。


子供の頃、よく、親や大人の人が、
「若い頃、良く聞いていた曲を聴くと当時の事が思い出されるね〜」
と言っていた事を思い出しましたが、

その当時の気持ちまでを、ここまで鮮烈に思い出すものかと、
ビートルズと、音楽の力と、私の純だった頃の気持ちに感じ入った日でした。




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