ハイレゾ音源(高音質音源)に魅せられてもう6〜7年前から高音質のCDを集めています。 スーパー・オーディオ・コンパクト・ディスクなるもので、 一般的には略してSACDと言います。 このSACDは高音質データのみ収録してあって一般のCDプレイヤーでは再生できません。 SACDが再生できるSACDプレイヤーが必要です。 ただ、このSACDには2種類あって、 上で述べた高音質音源(ハイレゾ音源)のみ記録してあるシングルレイヤーというタイプと、 高音質データの他に、同じ曲が通常のCD音源データとして2層に分かれて 2種類の音源が入っているハイブルットなるものが有ります。 ハイブリットは普通のCD音源データも入ってるので、 そのデータを通常のCDプレイヤーで再生できます。 海外で発売されるSACDは殆どハイブリットSACDで、 シングルレイヤーは日本以外では滅多に見かけません。 実は高音質音源しか入っていないシングルレイヤーの方が値段は500〜1500円ほど高いです。 また、日本ではシングルレイヤーの方が好まれる傾向にあります。 値段も そもそもSACDをわざわざ買う人は高音質音源が目的で購入するので、 普通の音源が入っていても余計だし、値段も 定説ではハイブリットは余計な普通のデータが2層になって入ってる為、 純粋に高音質データのみのシングルレイヤーの方が音質が良いと思われているようです。 実際同じアルバムを両方のタイプで聞いたことがありますが、 私の駄耳には違いは解りませんでした。 しかし、SACDの音とCDの音では、「まるっきり全然違う!」 とまでは言わないまでも、かなり自然な音になります。 例えるなら、 初めの頃の画素数の荒いデジカメの画像と、最近の画素数の細かいデジカメの画像の違いに近いです。 艶やかで、滑らかで、 それでいてCDでは聞こえなかったような細かい細部の音も聞こえたりします。 なので、6〜7年前にSACDの音を聞いて以来、普通のCDは買う気になれません。 そんなSACDオンリーの音楽ライフを過ごしてきた私ですが、 最近何やらMQAなるハイレゾCDの新しいフォーマットが出てきており、 その上、 SACDでは発売してもらえなかった過去の名盤達が続々発売されつつあるではないですか! ということで、 MQAの新たな私の探求の度が始まろうとしている訳ですが、それはまた後ほど。 |